考えすぎて手が止まる人は「一切考えるのを辞める」ぐらいで十分な思考量がある
世の中には、よく考えるタイプと考えずに動けるタイプの人間がいると思っています。
それぞれにメリットデメリットがあるので、どちらが良いか悪いかという話しではありません。
ちなみに僕は完全に考えるタイプです。
で、考えるタイプとして「考えてばかりで全然アウトプットが進まない」という悩みを抱えています。
例えばブログを書くとしたら
「今日はこのテーマの記事を執筆しよう」と思ったのにもかかわらず、やっぱり他のテーマの記事がいいかな?とか考え初めてなかなか執筆を始めない。
ようやく執筆を始めたら始めたで、他のことに気が向いたり、今日はこの記事の執筆に時間を使ってよかったのか?とか
他にもっと優先度が高いテーマの記事があるかもしれないとか考えて執筆が捗らない
ようやく執筆が終わったら、内容の遂行で過度に気にしたり、公開のタイミング的に明日にした方がいいかな?とか気になって完成しない。
集中すれば2時間ほどで終わる記事でも、無駄に考えている時間が長いせいで1日仕事になってしまう的な。
考えるという行為に膨大な時間を浪費してしまうたびに後悔して「無駄に考えるのは辞めよう」と決意するのですが、それでも気づけばまた何かを考えて手が止まっている。
もはや「考える中毒」と言ってもいいかもしれません。
もちろん思考する行為自体は決して悪いことではありませんが、一度やると決めたことをやり終える前に考え直したりする行為はだいたい無駄に終わることが多いからやめたほうが良いよねと感じています。
やると決めたら、集中してやり終えたい。
ということで、「これからは余計なことを考えずに、コンテンツ作成なりアウトプットなりをまず完成させるようにしよう。」と思っても、結局また無駄な思考を巡らせてしまうのが考えるタイプの人間です。
なぜ必要以上に考えてしまうのか?を考えてみたのですが、
「思考不足による機会損失が起こることが不安」というのが理由の一つじゃないかなと思います。
もっといいアイデアがあるかもしれない。
もっといいやり方があったかもしれない。
みたいなやつですね。
思考不足によって機会損失が起こることを恐れて、考える量や時間をなかなか減らせないのではないかと。
実際には思考不足によって機会損失を起こすなんてことはほとんどなく、どちらかというとアウトプット量が減る方が確実に損失が起こります。
ですので、この不安感を無理やり払拭するための論理を組み立ててみました。
ここで、冒頭で出した「考えるタイプ」と「考えないタイプ」を使って比較するのですが
結論としては
「考えるタイプの人間が考えないようにした場合の思考量は、考えないタイプが考えるようした場合の思考量よりすでに多い」です。
肌感のイメージを数値化すると
考えるタイプの人の一日の思考量が100とします。
で、無駄に考えないように努力したところで、無意識に思考を巡らせてしまうので結局一日60くらいは思考してしまう。
対して、考えないタイプの人は普段20くらいしか思考しない。
この人が仮に「よく考えて仕事しろ」と指示を受けて、本人なりに頑張って考えても30くらいの思考量だと思います。
それぞれそういう性格というか特性なので。
ですので、考えすぎてしまうタイプの人間は、どれだけ考えないように努力したところで、他人と比較すると十分すぎるほどに思考してしまっています。
なので、なにかに取り掛かる場合に思考不足に不安を感じる必要はありません。
仮に時間がなくて全然考えないで仕事を勧めてしまった・・・と本人は感じていても、
考えないタイプの人から見ると「よくそんな詳しいところまで考えてるよね」って言われるレベルで思考してしまっているということです。
飛行機が限界ギリギリの低速で飛んでも車より速いみたいな。
逆に、どう頑張っても車よりゆっくりは飛べないみたいな。
飛行機が「こんなにゆっくり飛んで大丈夫だろうか」と不安に感じる必要はないよねって話。
必要あれば思い切って考える量や時間を減らしてもなんら問題ない。
思い切ってアウトプットに時間を割きましょう。
と、自分に言い聞かせる回でした。
それでは。
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