「馬鹿」という言葉を使ってしまう理由

どうも、昔から「言葉がキツイ」とか「言い方がひどい」とか言われてきたタイプの僕です。

未だに馬鹿な行動をしている人とか馬鹿な思考回路をしている人に対して普通に「馬鹿」と表現してしまいます。

 

馬鹿という表現そのものは間違いではないのですが、人に対してこういう言い方をすると基本的に嫌われるのであまり好ましい表現ではありません。

今後は社会がホワイト化していくので、こういうキツめの物の言い方は社会的にどんどん忌避される方向に進みます。

現時点で既に暴力はそうなってますよね。

昔は親父や先輩に殴り合ったり、友達と殴り合いの喧嘩したり、たまに先輩を殴ってみたりしてた時代があったのですが、今それやったら社会的にめちゃくちゃ非難されるじゃないですか。

今後は、言葉についても「暴力」みたいに、口が悪いだけで忌み嫌われて、SNSで絡みもないのにブロックされたり、オフラインでも「近寄らないでおこう」みたいな判断をされるようになる。

つまり、言葉がキツかったり汚かったりするだけでめちゃくちゃ損をする。今でもそうですが、時代の流れでもっと不利益が増える。

ということで、「馬鹿」という言葉を使わないで「馬鹿」を表現する言い方はないものか?と2年くらい悩んでいるのですが、なかなか代わる表現が出てきません。

そこで、なぜ「馬鹿」に代わる表現がないのか?の理由(言い訳)を説明させていただきたい。

そもそも僕は人を馬鹿にしたりけなしたりする目的で「馬鹿」を使っていない。

「馬鹿」の2文字が一番わかりやすい表現なので「馬鹿」を使ってるわけですね。

なので、馬鹿を別の丁寧な表現に言い換えることが出来たとしても「馬鹿」の分かりやすさ・伝わりやすさに変えることはできない。

分かりやすいってどういうことかというと、例えば

素晴らしい実績を出した人→優秀

ごく一部の人間しか到達できない結果やパフォーマンスを出した人→天才

表現しがたいほど美味しい物を食べた感情→優勝

みたいな。

熟語になっていることで、情報の正確性を犠牲にする代わりにわかりやすさを手にしている。んで、ネットミームや流行の言葉などによって、本来の熟語や単語の意味以外のニュアンスまで含められている。

これらと同じ用途で「馬鹿」とか「アホ」とかを使っているわけなので代替が難しい。

もうちょっと言えば、天才だなと思った人に「天才ですね」と言ったら、「天才の一言で片付けられるの気に食わないです」と返されたとする。

この場合は、何を持って「天才」と表現したのか、「天才」と表現するに至った思考過程や僕なりの根拠をしっかり説明する自信はある。途中の計算式も書けと求められたら書けるということ。

だから基本的には説明できないことに対して適当に「天才」とか「優勝」とかを安易に使わない性分です。面倒くさいのでショートカットして回答だけ言ってる感じ。

だから、一応自分なりの根拠があって、あえて分かりやすい表現を使っているってこと。

これが「馬鹿」だけは事情が違う。

というのも、馬鹿に馬鹿って言ったらもう怒るじゃないですか。

仮に「なぜ馬鹿だと思ったのですか?」と聞いてくれたら、「これこれこういう理屈であなたのことを馬鹿だと判断しました」と説明できるんですが、馬鹿は説明の機会を与えてくれない。

仮に仮に、説明の機会を得たとしても、説明が理解してもらえない。馬鹿だから。

という理由があるので、やっぱり一番わかりやすい「馬鹿」の2文字しか使えないわけです。

丁寧な説明になると文章は長くなるので馬鹿には理解できない。相手が飲み込めない情報を出すのは失礼だろう。

つまり馬鹿に気を使った結果として「馬鹿」という言葉を選んでいるわけだ。

だから「馬鹿」に代わる表現が今のところ見つけられてない。

でも今後は「馬鹿」とかそういう表現を使う人間が馬鹿認定されかねないご時世になるので、どうやって馬鹿を表現しようか悩んでいます。

なんか上手い言い方とか知ってる人・アイデアがある人は是非教えてください。

ちなChatGPTの回答。

あ、この文章書いてて一個ひらめいた。

「英語で言う」だ。

foolish か stupid あたりを使ってれば基本的にスルーされるから嫌悪感を持たれることは回避できそうな気がしてきた。